女性のがん検診
現代では日本人女性の20人に1人は乳がんにかかると言われています。
乳房には母乳を作る小葉とそれを運ぶ乳管、それらを支える乳腺があり乳がんの多くは乳管から発生します。
女性の死亡原因で最も多いのは乳がんですが、 早期に発見・治療をすればより高い確率で完治することができ、女性にとって大切な乳房も残すこともできます。
セルフチェックで「乳がんかもしれない・・・」と思ってもご自身では良性か悪性まではわからないことが多い為、少しでも異常を感じた場合は、お一人で悩まずにご相談にいらしてください。
乳がん検診の流れ
- 受付・問診
現在どのような症状があるのか、状況をお聞かせください。
不安なことやご不明な点なども遠慮なくお伝え下さい。- 超音波(エコー)検査・診察
- 乳房に機械を当てて病変を探す検査です。
痛みはまったくなく、安心安全です。
必要に応じて医師が直接視触診させていただきます。- 結果説明
当日に説明します。
子宮がん検診
子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部とよばれる部分から発生します。
子宮の入り口付近に発生することが多いので、普通の婦人科の診察で観察や検査がしやすいため、 発見されやすいがんです。
また、早期に発見すれば比較的治療しやすく予後のよいがんですが、 進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要といえます。
子宮頸がんの罹患率は、20歳代後半から40歳前後まで高くなった後横ばいになります。
近年、罹患率、死亡率ともに若年層で増加傾向にあります。